05.31
私には大きすぎる夢だと思っていた、クラフトフェアまつもと。
その夢の2日間の出展を、無事に終えました。
今までお世話になってきた、たくさんの方々に、この場所まで連れて来てもらえたのだと思います。
ずっと見守り、応援し続けてくださるギャラリーやお店のオーナーさん。
4年前のクラフトフェアで知って登録したiichiのスタッフの皆さん。
その延長線上で出会い、お世話になっているyohakuの皆さん。
作り手の先輩方や、仲間たち。
イベントの運営に関わっている方々や、雑誌やウェブサイトで取り上げてくださった方々。
友人や、そのご家族。
色々な場所で出会ったお客さま。
そして何より、理解して支えてくれる家族のみんな。
開催中は、両親とyohakuの“おねえさん”が私の何倍も荷物を運んだり、一緒にブースに立ち続けてくれました。
場所取りや設営も、かなり負担をかけてしまいました。有り難いやら、情けないやら・・・。
3人が笑顔で力を貸してくれたおかげで乗りきることができました。
顔馴染みの皆さんがブースまで会いに来てくださる度にパワーをもらいましたし、
尊敬してやまないキャンドル作家さんがお二人も足を運んでくださったことも、とても励みになりました。
「会いに行かれないけれど応援してるよ〜」というメールなどでも、あたたかい気持ちをたくさんいただきました。
小学生の子が何度も見に来てくれて、大事なお小遣いで買ってくれたときには、
子どもの頃に初めてクラフトフェアまつもとに行った時のことを思い出してほろりとする場面もありました。
もう何年も会えていなかった同級生がわざわざ来てくれたり、
「自分は行かれないけど行ってきて!と娘に言われて^^」と友人のお母さまが来てくださったり。
あげればキリがないくらい、「嬉しい!」「ありがたい!」の連続で、あっという間の2日間でした。
大好きな松本で、そして、松本だからこそ、こんな素晴らしい経験ができたこと。
大袈裟かもしれないけれど、きっと人生でトップ3に入る大切な思い出となりました。
その一方、作り手・出展者としての反省点も多々あります。
在庫を十分に用意できず、早々に品切れさせてしまったものがいくつもあったり、
てんやわんやの中で、せっかく来てくださった方に、余裕をもって丁寧にご対応できなかった場面もありました。
(本当にごめんなさい…。)
こちらも、あげればキリがありません。
この規模のイベントに応募・出展することは、体に少しハンデのある私にとっては勇気のいる大きなチャレンジです。
作家活動をするなかでずいぶんタフにはなってきたものの、現状では、「また出たい!」と心から言えないことがちょっぴり切なく、
今回の反省を「次回」に生かすことは、もしかしたら難しいかもしれません。
何度も出展を続けていらっしゃる方々の偉大さを、作品の力だけではなく、多方面、あらゆる部分から感じました。
皆さん、本当にすごいです...心から尊敬します。
それでも、同じ"憧れの場所"に立ち、そこでたくさん学べたことは、作り手としての自分を間違いなく豊かにしてくれました。
この経験を、私にできる形で、次へと大切に繋げていきたいと思います。
2016年のまつもとで出会えた皆さま、支えてくださった皆さま、本当に本当に、貴重でかけがえのない2日間をありがとうございました。