06.09
工芸の五月。アトリエ宇-sora-さんでの企画展「つくる・つかう」。
先日、無事に会期を終えました。
期間中には、竹かご、木のマグカップ、「ぱんのいた」のワークショップが週替わりでにぎやかに開催されました。
ほとり屋の担当、最終日の「草花のろうそくづくり」でも、参加者の皆さまには「つくること」と「つかうこと」、両方を体験していただきました。
出来上がったばかりのろうそくにすぐに火を灯すのは、ちょっと躊躇われたかも・・・?
炎は吹き消さず、ピンセットで芯をそーっと倒して、”ロウのみずうみ”に浸し、まっすぐに起こしておく
・・・という方法を体験していただきました。
吹き消すよりも煤(スス)が出にくく、嫌な匂いを抑えられるほか、芯がロウでコーティングされることで次回の点灯もスムーズになります。
たくさんの、すてきな作品が生まれました!
安全に、楽しく。工夫しながら、気持ちよく。
「減ってしまうのがもったいない…」と思う気持ちもよーくわかります。
それでも、あかりを灯してみることで、もう一歩、ほんの少しだけ豊かな気持ちになれるかもしれません。
私自身、もったいないと思って飾っていたろうそくに初めて火を点けてみた時の心の動きがキッカケで、今に至ります。
まだまだ力不足ではありますが、ろうそくのことをお伝えしたり、皆さんとゆっくりあかりを楽しむ機会を今後ももてたら嬉しいです。
(ワークショップのあとは、冬に『箱展』でお世話になった CHILLOUT STYLE COFFEE さんへ...。)
あらためまして、ワークショップにご参加くださった皆さま、
企画展『つくる・つかう』に訪れてくださった皆さま、
気にかけてくださった方や関係者の皆さま、
すてきな初夏の日々をありがとうございました。
アトリエ宇-sora-さんには、常設で作品をお預かりいただいています。
これからも引き続き、作品をお楽しみいただけますと嬉しいです。
そして・・・
秋には、このすてきな場所でお世話になります。またあらためてご案内させていただきます。