4回目の七夕の季節

07.02

一部の皆さまのあいだでは、すっかりお馴染みとなったGallery KOMPISさんの7月の企画展『七夜月』。

 

5年前から毎年開催されており、ho to ri - ya は、2回目から参加させていただいています。

 

ろうそくづくりをするようになってから、初めてお声掛けいただいた、”ギャラリーでの合同展”。

 

合同展って何...? 納品書や搬入搬出って...? ほかの作家さんとはどう接したらいいの...??

 

梱包資材ってどのくらい準備すればいいんだろう? 「在廊」ってした方がいいのかな...??

 

もともと、ギャラリーや雑貨屋さん、クラフト作家さんのショップなどを巡ることは好きでしたが、

 

いざ自分が展示販売する側となると、わからないことだらけ。

 

今でも、4年前の『七夜月』のことを一番よく覚えています。

毎年、回を重ねるごとに、少しずつ成長できているような気が(自分では)するのですが、

 

それと同時に、芯の部分は変わらずに続けていられることが嬉しいです。

 

ずっと見守ってくださっている方の中には、“作品は少しずつ進化しても、「ぶれない」ところが好き”とおっしゃってくださる方もいらして、とても有り難く感じています。

 

Gallery KOMPISさんは、作家の ホップ・ステップ・ジャンプ を見守り、応援してくださるお店です。

 

いま、私はどのあたりだろう?と、『七夜月』の展示をとおして、毎年振り返る機会をいただいているように思います。

 

初心に帰れる場所で、1年ごとの自分の歩みを確認できるのは、とても貴重で幸せなことです。

そして、今年の私の一歩ですが、、、

 

昨年までは、意識的にも無意識的にも、どこか「私の思う、KOMPISさんのイメージや雰囲気」に添えるようにと作品を用意していました。

 

今回はそれを封印して、100%  ho to ri - ya のカラーで臨みたいと思います。

 

ほんとうに、当たり前といえば当たり前のことなのですが、合同展の場でそれをするのは、1年前までの私には難しいことでした。

 

前向きな寄り添いとも、わくわくするような協調とも違う、必要のない遠慮や配慮。

 

展示の場でのそれは、一種の甘えでもあったかもしれないと、今は感じます。

 

できるかぎりの積極的な自己表現で、合同展を盛り上げられたら...と考えています。

 

ギャラリーに広がる『七夜月』の空間のなかで、

 

「これが ho to ri - ya さんという人の世界観なのね」と、足を運んでくださる方の印象に残るよう、準備の最終段階、がんばります。

 

***

 

(固いことを書き連ねてしまいましたが、今年も楽しみです・・・!)

 

※企画展の詳細は、exhibition のページをご覧ください。

※在展の予定は、決まり次第各SNSにてお知らせいたします。